覚えておこう！ニキビの対処法と治療法

ニキビとは皮脂の過剰分泌や毛穴のつまりが原因です。
ニキビが気になって潰してしまい、さらに状態を悪化させてしまったという経験がある人も多いと思います。
そんなニキビの種類と状態について簡単に紹介したいと思います。

炎症前のニキビ

ニキビの種類は進行段階によって呼び方が異なります。肉眼で確認できるニキビは「白ニキビ」と呼ばれる小さな白い点です。
この段階で毛穴の中にニキビ菌とも呼ばれるアクネ菌が増え始めています。
白ニキビがが白いのは皮脂が白いからです。それが外気に触れる事で酸化して黒くなります。
黒くなったニキビを「黒ニキビ」と呼びます。白ニキビ、黒ニキビの段階ではまだニキビは小さく炎症を起こしていない状態です。

炎症後のニキビ

黒ニキビが炎症すると赤くなり「赤ニキビ」と呼ばれます。一般的に使用するニキビという言葉はこの赤ニキビの状態を指します。
炎症により周囲が赤く腫れ、毛穴の内部ではかなりアクネ菌が増殖を繰り返して増えてしまっている状態です。
赤ニキビの炎症がさらに悪化すると次は膿が出てきます。この膿は黄色なのでこの段階のニキビを「黄ニキビ」と呼びます。
黄ニキビにまで段階が進んでしまうと真皮にもダメージが広がっていてニキビが治った後もニキビ跡が残る可能性があります。

ニキビ最終段階になると膿と血が混じって紫色に見えるのでこの段階のニキビは「紫ニキビ」と呼ばれます。
この段階のニキビはかなり目立ちますし、痛みも伴います。ニキビ跡として残ってしまう可能性も非常に高くなってしまいます。

ニキビが出来ないように予防する事が一番ですが、もしニキビが出来てしまってもニキビ跡は残したくないですから、ニキビが出来てしまった場合は極力炎症する前に治しましょう。